高度情報化社会である現在においては、「情報漏洩は起こり得るもの」という認識を常に持っておく必要があります。情報漏洩は、一度起きてしまうと回復が困難なダメージを負ってしまうからです。

お店の一部が破損した、社用車が動かなくなった、事務所のPCが壊れた、等などは、「修理する」「新しいのを買う」という明確な回復方法が存在します。しかも、悪くても数日のうちには回復できるでしょう。

しかし、情報漏洩の場合はそう簡単には行きません。お客様の信頼を得るには長い長い年月が必要ですが、信用を失うのは一瞬です。我々のようなシステム会社のみならず、お店様それぞれにおいても、可能な限りの防護を実施する必要があるのです。

もっともコスパが良いのは、業務で使っているPCにアンチウイルス系ソフトウェアを導入することです。メールに添付された妙な実行ファイルをついうっかり実行してしまった!等の場合でも、かなりの確率で被害を防いでくれます。

インターネットの世界においては、「IDとPASSWORDを用いてログインした人物は、アカウントを作成した本人と見做す」という不変の法則があり、世の中の全ての認証は、この法則に則って運用されています。メールアカウントのIDとPASSWORDがウィルスによって外部に漏洩してしまった場合、「お店の名前をつかって詐欺メールが送信されまくる」という悲惨な事が起こり得ます。折角苦労して築いてきた信用が、一晩のうちに瓦解してしまうことも十分起こり得るのです。

アンチウイルスソフトウェアの多くは、いわゆるサブスクリプション形態で提供されています。一年で数千円程度の費用をケチって、お店の名前に消えない傷をつけてしまわないように、十分お気をつけくださいませ。