風俗のお店の名前(あとAVのタイトル)って絶妙なパロディによる抜群なネーミングセンスのものが存在しますよね。(それとアパレル業界も。例を挙げるのは割愛しますが。)

お店やブランドなどの名前を決める手法はネーミングと呼ばれ(そのまんまやん)、シンプルですがブランディング的にも非常に大切な要素であります。

風俗業界では店名の他に、日々の業務の中で源氏名を付けるというプロセスがあります。

そして源氏名を付ける際によく言われていることがありますよね。以下にいくつか羅列してみます。

先ずは、良い源氏名から。

『お客様が覚えやすい名前』
言わずもがな。リピートしてもらうのにも有利です。漢字であれば「読みやすい」というのも重要ですね。

『キャストのキャラに合った名前』
名は体を表す、でしょうか。良いキャラクターの確立は非常に大切です。

『響きを重視した名前』
2音は言いやすく、苗字と合わせてもその言いやすさは損なわれません。そして、あ行・な行・は行・ま行などの言葉は優しい響きがあります。

以下は使い方次第で良くも悪くもなる名前です。

『オリジナリティのある名前』
インパクト狙いであれば有効でしょうか。覚えやすいか逆に覚えにくいか、極端に分かれるでしょう。また、いわゆるキラキラネームなど、言いにくい名前もあるかと思われます。お店の雰囲気などとかけ離れてしまうこともあるでしょう。

そして、一般的に避けたほうが良いと思われる名前です。

『間違われやすい名前』
他の嬢と似た名前などですね。使わざるを得ないのが現実でしょうか。

『過去の看板嬢と同じ名前』
自らハードルを上げるのであれば良いと思いますが、比較されることは何かと大変です。ただ、これも現実には使わざるを得ないといったところでしょう。

他にも源氏名を付ける際に大事な要素はあるかと思いますが、風俗業界内で一般的に認識されていることを改めて挙げてみました。今一度考慮して活用してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、源氏名とは全く関係ないですが、「パロディ」「オマージュ」「パクり(盗作)」の意味の違いについて知りたくて調べてみました。

パロディ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(前略)あえて相違点を挙げるとするならば、公に発覚することを恐れるのが盗作、公(または元ネタの作者)に発見してもらいたいと願うのがオマージュ、公に気づいてもらわないと困るのがパロディとも言える。オマージュもパロディも、鑑賞する者が元ネタを知っている(知っていてほしい)前提で創作されている。(後略)

非常にわかりやすく書かれていますが、実際にはその線引きは凄く曖昧なものですよね。
ということで、洒落で以下のリンクを載せておきます。時間のある時に勉強してみるのも面白いかも知れません。

著作権侵害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%97%E4%BD%9C%E6%A8%A9%E4%BE%B5%E5%AE%B3