こんにちは。シモチです。
さて本日はサーバ障害・システム障害というテーマでコラムを書いてみます。
私たちシステム会社がこのようなネガティブなネタをコラムにするべきではないと思うところでもありますが、書いちゃいますw

我々システムを取り扱っている人種にとってサーバ障害・システム障害はとーーっても怖い言葉です。
おそらくもっとも恐怖を感じると言っても過言ではありません。

それもそのはず、ひとたびサーバ障害が起きれば、多くのお客様からの電話ラッシュ。その数15分弱で60本・・・
さらにLINEやサポート窓口にもお問い合わせが殺到という状況です。
もちろん障害の大小によってですが、一番初めにご連絡を受け取ってからすべてが解消するまでの間のそのヒリヒリ感といったらそりゃもう耐えがたい状況です。
が、これは私たちサポート部隊の窓口連中のお話。

この裏にはもっとアセってアワアワしながら原因調査・修正に追われるエンジニアがいます。
彼らも寝ているところをたたき起こされて着の身着のままパソコンに向かい、サーバを再起動、ログを調べて問題個所を緊急処置。
さらに短時間で同じようなことが起きてしまうことがあるため、それをつぶす作業を行います。
いったんは復旧しても、次起こさないための処置も一緒に作業進めます。
さらに、これら緊急対応に追われたとしても、抱えているタスクの納期がずれることもないわけで、ギューッっとタスクが詰まっていくわけです。
ですが、これもまたシステム部隊のエンジニア連中のお話。

ひとたびサーバ障害が起きたときに一番困るのはやはりご利用者様。
予約情報が見れない。は致命的です。次行く場所がわからない・・・なんて状態、10分でも耐えられない。
とそうなるわけです。おっしゃる通りです。
しかもお客様側ではひとたび障害が起きれば何の対策もできない。
ご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ない限りで、社一丸となって鋭意復旧に努めておりますが、なにせ基幹システムですから障害は本当に困りものです。


私たちは、アナログだと不便だから、デジタルにして業務効率化を図りましょう!
と風俗革命をおすすめしております。
これは便利だと共感し、デジタル化を進めた結果、たまにこのような弊害がでてしまう。

デジタル化の落とし穴と言ってしまえばそれまでですが、アナログのままのほうがよかったのではないか。
デジタル化しつつアナログバックアップを常にとるべきか・・・などなどサーバ障害の度に議論が起きるお店さんもあります。

しかしながら、ネガティブなことを言っていても始まりません。
私たちは超絶恐ろしいこれら障害にも打ち勝っていく必要があります。
それは私たちがお店にとって最重要の基幹システムを取り扱っているからです。


風俗革命を使って業務効率化ができた!売上が上がった!などとお褒めの言葉をいただくたびに、私たちはやりがいを感じています。
基幹システムを扱っている以上、私たちにはお客様に安定・安全をお届けする使命があります。

この使命を履行するためにはひとつ簡単でいい方法があります。
それはシステムを更新しないことです。
一度作って、トラブルの度に修正をし、安定して強固になったシステム。
これを運用し続ければ当然サーバ障害は起こりづらくなります。
しかしこれでは、時代に合わせてどんどん古くなってしまうシステムとなり、その末路はお客様が離れていくことになります。
一時的にでもシステムが売れた業者はそれでもいいと思います。
多くの人件費をかけずにほどほどにご利用いただいて、いい時期に利益を受け、そして去っていく。
栄枯盛衰は人の理とはその通りでしょうが、これって一番困るのお客様なんですよね。

使えなくなっていくシステムから、新しいシステムに乗り換える作業って尋常じゃなく大変です。
ずーっと使ってたシステムから使い勝手が変わる。
そのせいでミスも増える。ひどいときにはキャストさんにご迷惑をおかけしてしまいキャスト離れが起きてしまいます。
さらには新システム化するにもゼロから始めればなんてことはないが、膨大なデータがあると、データ引っ越し作業に費用が掛かったりする。その費用はもちろん旧システムの人は持ってくれません。
これではシステム会社だけが儲けていることにほかなりません。

だからこそ私たちはリスクを承知でシステムをバージョンアップしていきます!
これは
より使い勝手のいいシステムへ!
日々成長する風俗革命を実現するために!
いつまでも必要とされる風俗革命を目指す!

ためにシステムを更新していきます。
だからこそこれからもサーバ障害とも戦っていきます。


サーバ障害・システム障害にも大小ありまして、
一部の機能がおかしくなった。
ホームページの一部が見れなくなった、うごかなくなった。
管理画面が動かなくなった。
などがあります。

管理画面障害が一番重篤ですが、原因も様々です。
メンテナンス・システム改修などのバグ。
人為的なミスによる障害。
アクセス過多による障害。
ウイルス攻撃による障害。
サーバ会社側のサーバ障害。
停電などの天災。

下の2つはどちらも天災ですから、私たちにはどうすることもできずひたすらに待つだけとなってしまいます。
人為的なミスはとにかくチェックを多くして、極力なくしていこう。
サーバ障害は発生するもの。これを回避するための多くのプログラムを駆使してバックアップ体制の強化を行っていこう。

こういったことをしっかりと対策し、安定的なシステム運用を目指してまいります。

そのうえでバージョンアップを進めていくものであり、私たちはこの先もサーバ障害とずーっと戦っていきます!