振り切ったお店を作りましょう。

たまには、システム的なお話ではなくお店のテーマ的な話を書いてみようと思います。

マニアック系、いわゆる特殊性癖を扱うお店は絶対数が少ないが故に、一度ユーザーを掴めたら高いリピート率が期待できるジャンルです。マニアックなユーザーは、自分の性癖を満足させてくれるお店を日々探しています。マメに探さないと出会えないくらいに数が少ないのです。

探して探して探し回って、性癖シルクロードを歩きに歩いてようやく出会えたお店、そこで十分な満足を与えることができれば、黙っていても通ってくれるようになるでしょう。

しかし、マニアックなユーザーの性癖を満足させるのはなかなか難しいです。何故か。それは「マニアック = 一般人とはツボが異なる」からです。一般人では、どうすればマニアックユーザーが興奮してくれるのかが想像できないわけですね。

例えば、制服系のお店のことを考えてみましょう。「キャストさんに制服着せとけばいいんでしょ?」と考えているお店は確実に失敗します。制服だけでは足りないのです。マニアックユーザーはその道のプロ、上辺だけ取り繕っても一発で看破されてしまいます。こういうユーザーはなかなかお金を落としてくれませんが、一度ツボにハマってしまえば一般人よりも足繁く通ってくれるようになります。

マニアックな事はマニアックな人に聞けば一発なので、マニアック系のお店はマニアックな人をスタッフとして抱えるのが一番の早道です。面接の時に必ず「その道のプロなのかどうか」を確認しましょう。

風俗革命は、システムのデフォルトには無いような事でも、拡張項目という便利機能を駆使して色々出来たりしますので、マニアックな要求にもお答えできるかもしれません。是非お問い合わせを。

風俗革命の問診票機能

言われなくてもお客様の要望を把握できて、サービスに反映できるのは理想的ではありますが、残念ながら現実的ではありません。また、サービスの内容が内容ですから、「お店のスタッフに直接言うのは恥ずかしい」「キャストさんに直接伝えるのも恥ずかしい」というお客様が多数いらっしゃるのも事実です。性的サービスを受ける為にお金を払っているのに、自分の性癖を他人に知られるのは恥ずかしいと感じるお客様は、案外多いものです。

では、お店のスタッフがメールで問い合わせるというのはどうでしょうか。もしくはキャストさんからのメールでもいいんですが。これは、小規模のお店様ならともかくとして、実際問題としては手間がかかってこれも現実的ではありません。

一番スマートなのはお客様が予約をする時に要望も一緒に伝えることです。風俗革命には、お客様が選んだコースによって問診票の質問内容を変えることができる機能があります。普通のコースからマニアックなコースまで、それぞれのコースに適した問診票にすることで、お客様の満足度向上を狙うことが出来ます。

問診票の回答は、お店とキャストさんに通知することが出来ます。キャストさんは、問診票の回答を把握した上でお仕事に望むことが出来ます。平たく言えば、お客様が喜んでくれる方法をわかった上で、お仕事ができるわけです。

お客様が払った対価よりも満足度のほうが高ければ、そのお客様はきっとリピーターになってくれるでしょう。キャストさんは本指名が取りやすくなってお給料アップも狙えて大満足、お店はリピーターを獲得できて大満足、お客様は良質なサービスを受けることが出来て大満足、言うことなしですね。

新規顧客獲得も大事なことですが

もっと大事なことは、ご来店いただいたお客様を逃さずに、再度来店していただくことです。何も、安売りをしろと言っているわけではありません。価格で勝負するのも時には必要ですが、価格競争を始めてしまうと、競争に負けた瞬間に他店にお客様をとられてしまいます。

何故か。それは、価格だけで勝負すると「お店の魅力=価格」になって、価格で負けると魅力も負けるということになるからです。

高くとも、価格以上の付加価値を提供できれば、お客様は戻ってきます。それは何も、キャストさんのサービスだけの話ではありません。

量販店などでよく行われているポイントサービス、あれこそ付加価値を高めつつリピーター獲得を狙う手法です。「ポイントがあるからあの店で買うか」と考えたことがありますよね。

風俗革命には「会員サイト」があり、基本機能としてポイント機能を使うことが出来ます。また、会員ランクに応じて異なったサービス(参照可能なコンテンツが増えたり、特別な割引を受けられたり等)を展開すること出来ます。

会員サイトで、そこでしか見ることの出来ないコンテンツを更新していくことによって、お客様を逃さないスキームを確立することが出来ます。

新規顧客獲得のみで勝負=いつまでも終わらない戦い です。そんな戦いは長続きしませんし、何より疲れてしまいます・・・。後々楽になるために、今は多少の手間をかけてでもお客様を囲い込む戦略をたてましょう。

昨年を振り返って思う事と言えば

昨年も色々な技術が登場しましたが、個人的に一番驚いたのはやはりAI関連です。
私が子供の頃からは考えられない、人間のかわりに何かをやってくれるAIなんて、驚く他ありません・・・。

人間の質問に対して自律的に高精度な答えを導き出してくれるチャット形式AI、人間のかわりに
イラストを描いてくれるAI、人間のかわりに動画を作ってくれるAI等、きっと今年もAIの進歩から
目が離せない展開が待っていると思うと、1技術者としてとても興味深いです。

権利的な観点からだとまだまだ様々な問題を解決せねばならないAI業界ではありますけど、
この先にはきっとすごい何かが待っている、そんな気がします。

風俗業界で言えば、例えば過去の利用履歴を参照して最適なキャストを自動的に判断してくれるシステム
とか、最も効率の良いドライバーの配車を考えてくれるAIとか、割とすぐに出てきそうな気がします。

風俗革命も、時代の進化に取り残されないように頑張らないといけませんね。

情報漏洩のリスクを考える

高度情報化社会である現在においては、「情報漏洩は起こり得るもの」という認識を常に持っておく必要があります。情報漏洩は、一度起きてしまうと回復が困難なダメージを負ってしまうからです。

お店の一部が破損した、社用車が動かなくなった、事務所のPCが壊れた、等などは、「修理する」「新しいのを買う」という明確な回復方法が存在します。しかも、悪くても数日のうちには回復できるでしょう。

しかし、情報漏洩の場合はそう簡単には行きません。お客様の信頼を得るには長い長い年月が必要ですが、信用を失うのは一瞬です。我々のようなシステム会社のみならず、お店様それぞれにおいても、可能な限りの防護を実施する必要があるのです。

もっともコスパが良いのは、業務で使っているPCにアンチウイルス系ソフトウェアを導入することです。メールに添付された妙な実行ファイルをついうっかり実行してしまった!等の場合でも、かなりの確率で被害を防いでくれます。

インターネットの世界においては、「IDとPASSWORDを用いてログインした人物は、アカウントを作成した本人と見做す」という不変の法則があり、世の中の全ての認証は、この法則に則って運用されています。メールアカウントのIDとPASSWORDがウィルスによって外部に漏洩してしまった場合、「お店の名前をつかって詐欺メールが送信されまくる」という悲惨な事が起こり得ます。折角苦労して築いてきた信用が、一晩のうちに瓦解してしまうことも十分起こり得るのです。

アンチウイルスソフトウェアの多くは、いわゆるサブスクリプション形態で提供されています。一年で数千円程度の費用をケチって、お店の名前に消えない傷をつけてしまわないように、十分お気をつけくださいませ。

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