覚えておくと便利なビジネス用語集一覧です。

アイスブレイク
アイスブレイクとは、初対面の際にお互いの緊張感をやわらげる会話や行動です。

アウトソーシング
アウトソーシングとは、自社業務に必要な人材・技術などを外部委託・調達することです。「外注」「派遣」などアウトソーシングと似た言葉はあるものの、それぞれ意味が異なります。

アサイン
アサインとは、「割り当て」「任命」などを意味する言葉です。

ASAP(アサップ)
ASAP(アサップ)とは、「as soon as possible(できるだけ早く)」の略語です。誰かに仕事を依頼するとき、対応を求める際などに使います。

アジェンダ
アジェンダとは「行動計画」という意味で、業務の予定やプロジェクトの進行計画などを指します。

アテンド
アテンドとは、「誰かに付き添う」「接待する」などの意味を指します。来客時の対応や誰かを案内する際に使用する言葉です。

アポ
アポとはアポイントメントの略語で、「約束」を意味します。主に、打ち合わせや商談の約束を取り付ける際などに使用する言葉です。

アライアンス
アライアンスとは、企業間での連携や協力体制などを意味します。M&Aとは意味が異なります。

インセンティブ
インセンティブとは、「成果報酬」や「報奨金」などの意味です。

エスカレーション
エスカレーションとは、上司への「報告」「要請」など下から上へアプローチするという意味です。顧客からのクレームやトラブル発生時の対応など、上司から指示を仰ぐために使われます。

エビデンス
エビデンスとは、裏付けとなる「証拠書類」「記録」のことを指します。メールや請求書、議事録などをエビデンスとして残し、後に起こりうるトラブルを未然に防ぐものです。

OJT(オージェイティー)
OJTとは、先輩や上司に付いて業務における能力を養う、新人社員の研修方法のひとつです。マニュアルではわからないノウハウを吸収できる研修方法であり、知識を自身のスキルとして落とし込む効果に期待できます。

オンスケ
オンスケとは、スケジュール通りに業務や作業が進んでいる際に使う言葉です。業務やプロジェクトなどの進捗確認・報告などで使用されます。

クライアント
クライアントとは「顧客」「取引先」などを意味する言葉で、仕事の依頼や受注を受けた際、相手方の企業・個人に対して使用します。

クロージング
クロージングとは「商談成立」「契約締結」など、業務における最終段階を指します。

KPI(ケーピーアイ)
KPI(重要業績評価指標)とは、目標達成に向けた進捗を具体的な数値で示す指標です。営業では、成約数や訪問回数、受注件数などに目標値を設定します。目標値に対する現時点での達成度を把握できれば、営業戦略や方針を変更してスピーディーに対応できます。

コアコンピタンス
コアコンピタンスとは、自社ならではの「能力」「事業」を指す言葉です。他社には真似できない企業の中核となる力として定義されています。

コミット
コミットとは、結果への「約束」「積極性」などの意味を指します。責任を持って約束を取り付け、相応の覚悟で取り組む姿勢という重みのある言葉です。

コンセンサス
コンセンサスとは、全員または複数人の意見が一致するという意味です。合意を得るという意味でも使われ、社内の部署や得意先などから合意を得て仕事を進める際に使用します。

コンプライアンス
コンプライアンスとは、「法令遵守」という意味です。企業としての信用を失わないよう、社会のルールや法律などに合わせて社内規定・研修などを行います。

サマリー
サマリーとは、「概要」「要約」などを意味します。大量のデータやボリュームのある文章を短くまとめる際に使用されます。

スキーム
スキームとは、計画の枠組みや戦略、構想などの意味があります。単なる計画(プラン)ではなく、目標達成に必要な計画の枠組み・仕組みです。

タスク
タスクとは、割り当てられた「仕事」「作業」などの意味があります。プロジェクトや会議の作業工程を最小単位に区切る際にも使われる言葉です。

テレコ
テレコとは、「互い違い」「入れ違い」といった意味の言葉です。作業手順や資料ページなどが間違っている際に使われます。

デフォルト
デフォルトとは、「債務不履行」「当たり前になっていること・もの」などを指します。業種やシーンによって使われ方が異なるものの、多くは「素の状態」という意味で使用されます。

ナレッジ
ナレッジとは、企業の利益に繋がる知識や情報という意味です。

NR
NRとはノーリターンの略語で、「帰社せずに直帰する」という意味です。

バッファ
バッファとは、「余裕を持たせる」「予備を用意する」といった意味で使われる言葉です。バッファの対象は幅広く、時間や人材、お金なども含まれます。

BtoC(ビートゥーシー)
BtoCとは「ビジネスtoカスタマー」の略語であり、企業が一般消費者を対象としてビジネスを行うことです。

BtoB(ビートゥービー)
BtoBとは「ビジネスtoビジネス」の略語であり、消費者ではなく企業に対してビジネスを行うことです。

PDCA(ピーディーシーエー)
PDCAとは、以下4つのサイクルを回して業務改善を目指す手法です。
Plan-Do-Check-Actの略。
<PDCAサイクル>
P(プラン):計画を練る
D(実行):計画を実行する
C(評価):実行内容を評価して分析する
A(改善):評価・分析内容から今後の改善方法を検討する
PDCAサイクルを回すことで、見えていない課題・問題が浮き彫りになり、業績アップや目標達成などを実現できます。

フィックス
フィックスは「決定」「確定」などを意味する言葉で、スケジュールや資料作成などを最終決定する際に使用されます。

フィードバック
フィードバックには、相手に「評価」「意見」を伝えるという意味があります。そのため、資料や原稿、企画などを作成した際、上司・先輩からアドバイスをもらうこともフィードバックです。

フェーズ
フェーズとは「段階」「局面」を意味する言葉で、業務・プロジェクトなどの進捗工程を区切る際に使用します。フェーズで区切ることにより、進捗の遅れや優先順位などが明確化されます。

ブランディング
ブランディングとは企業の魅力やイメージを形作り、企業価値をアップさせる戦略です。手法は多種多様で、ロゴマークやキャッチコピーなどを使ってブランドイメージを確立させる方法もあります。

ブレスト
ブレストとはブレインストーミングの略語で、グループディスカッションにおける手法のひとつです。複数人が自由に意見を出し合い、アイデアを形作っていきます。

ベネフィット
ベネフィットとは「恩恵」「利益」を意味する言葉で、商品・サービスを購入した顧客が得られる恩恵を意味します。

マスト
マストとは「絶対」「必須」という意味で、避けては通れない業務・要件などがある際に使用します。

メソッド
メソッドとは「方法」「方式」という意味で、○○メソッドというような使われ方もします。

メンター
メンターとは「指導者」という意味で、新人社員をサポートする制度としても存在します。前述したOJTとは内容・目的が異なります。

リスクヘッジ
リスクヘッジとは、想定される「危険」を防ぐという意味を指します。リスクの洗い出しを行って発生頻度や損失を分析し、具体的な防止対策を講じるまでがリスクヘッジです。

リスケ
リスケとは「リスケジュール」の略語で、計画・日程の再調整という意味があります。表現がカジュアルなので、取引先や顧客相手には使用を控えたほうが良いです。

リテラシー
リテラシーとは、「理解力」「応用力」などの意味があります。○○リテラシーという形で表現されることもあり、状況によってリテラシーの対象は変化します。

リマインド
リマインドとは「再確認」「通知する」といった意味があり、打ち合わせや商談のスケジュール確認などで使用されます。

レジュメ
要旨、要約といった意味の言葉です。要点を簡潔にまとめたもののことを言います。アジェンダと混合されることがありますが、アジェンダは「議題」「行動計画」などという意味です。

レスポンス
レスポンスには「返事」「応答」などの意味があります。たとえばメールの返信や顧客からの反応について説明する際に使う方も珍しくありません。

ローンチ
ローンチとは、自社の新商品・サービスを世の中へ「公開」「発表」することです。開発のスタートや企画段階で発表するのではなく、顧客への提供開始の際にローンチという言葉を使用します。

まだまだたくさんありますが、よく使われる用語を抜粋してみました。