口コミサイトに厳しい一言が入っていると、返信欄を開いたまま手が止まる。そんな経験、店長なら一度はあるはずです。

感情的になった文章は、書き手の心の状態がそのまま文面に出ます。慌てて反論口調になったり、逆にへりくだりすぎて次のお客様への牽制にならなかったり。実はここ、AIに「一次ドラフト」を書かせるのがかなり相性がいい場面です。
やり方は単純で、口コミの本文をそのままAIに渡し、「飲食店の口コミ対応のトーンで、事実確認を促しつつ次回来店につながる返信文を作って」と頼むだけ。人間なら書きながら感情が乗ってしまうところを、AIは淡々とテンプレ的に整えてくれます。

ただし、これは「代筆」であって「代行」ではありません。以前の記事で触れた通り、AIは平気で事実と違うことを書きます。お客様の来店日や利用コースなど、店舗側にしかわからない事実関係は必ず人間が埋め、最終文面は店長の目でチェックしてから送信する。この「AIが叩き台、人間が検証」という順番を崩さないことが唯一のルールです。

Fu-Kakuの会員システムに残っている来店履歴や利用履歴を横に開きながらこの作業をやると、AIが書いた一般論の返信文に、事実に基づいた一文を足すだけで済みます。ゼロから書くのと、直すのとでは、机に向かう時の心理的なハードルがまったく違います。

返信文を書くのが億劫で放置されている口コミ、意外と多いのではないでしょうか。まずは一次ドラフトだけでもAIに任せてみることをおすすめします。