業界の景気について

近年、日本経済全体が不安定な局面を迎えている中で、風俗業界も例外ではありません。物価高や増税、賃金の伸び悩みなどが消費者の財布を直撃し、娯楽や嗜好に回す余力は年々縮小傾向にあります。こうした状況は、かつて安定した需要を誇った風俗業界の景気にも陰を落とし始めています。

 風俗産業は、一般的な娯楽産業と同様に「景気に左右されやすい」という特性を持っています。好景気の際には可処分所得が増え、遊興への支出が伸びますが、不況期には真っ先に削られるのがこの分野です。さらに近年は、デジタルコンテンツや出会い系アプリなどの普及により、消費者が「風俗店を利用しなくても満たされる」環境が広がったことも、需要減退の一因となっています。

 一方で、厳しい環境の中でも新たな工夫で生き残りを図る店舗も少なくありません。SNSや動画配信を活用した宣伝戦略、キャッシュレス決済の導入、会員制度によるリピーター確保など、デジタル時代に即した経営努力が注目されています。また、若年層をターゲットにした低価格サービスや、従来にないコンセプトを打ち出す店舗も増えており、単なる「景気の波」だけでは語れない多様化が進んでいます。

 その一方で、規制や社会の目も厳しさを増しています。特に、性風俗関連特殊営業を対象とした風営法は、営業時間や営業区域、広告表現などを細かく制限しており、自治体ごとに条例でさらに厳格化されるケースも増えています。加えて、インターネット広告の規制強化により、従来の宣伝手法が使えなくなる場面も少なくありません。社会的には、性産業そのものに対する否定的なイメージが根強く残っており、周辺住民からの反発や、若年層が就労することへの批判も高まっています。これらは経営を圧迫するだけでなく、業界の人材確保や長期的な存続にまで影響を与えかねない深刻な要因です。

 今後の風俗業界の景気を占う上で重要なのは、「時代の変化にいかに柔軟に対応できるか」という点でしょう。消費者が求めるものは常に移ろい、同時に規制や社会的圧力も強まっていきます。こうした中で、業界全体がイメージ刷新と経営革新を同時に進められるかが試金石となります。不況の逆風は確かに厳しいものですが、それを乗り越える力を持った店舗や経営者が新しい市場を切り開く可能性も大いにあるのです。

改正風営法がもたらすホストクラブ・風俗業界の激変

日本の夜の街が、今、大きな変革期を迎えています。
2025年6月28日に施行された改正風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(通称:改正風営適正化法)は、長年の社会問題となっていた悪質なホストクラブの慣行に終止符を打ち、業界全体に透明性とコンプライアンスを求めるものです。

この法律の施行直後である7月31日から8月5日までの期間だけでも、その影響は顕著に現れています。
今回は、この新しい法律が夜の街にどのような変化をもたらしているのか、最新のニュースを交えながらご紹介します。

■「売掛金」回収の厳罰化:全国初の逮捕から続く取り締まり
改正風営適正化法の施行後、最も注目すべきは「売掛金」(未払い料金)の回収を巡る取り締まりの強化です。

法律の施行からわずか数週間後の7月16日には、名古屋のホストクラブ経営者が、女性客の自宅に押し掛け、大声で脅迫した容疑で逮捕されました。

これは、改正法における「売掛金」回収を巡るホストの逮捕としては「全国初」とされており、当局が新規定を厳格に施行する強い意思を示しています 。

さらに、8月4日には熊本でも同様の逮捕がありました。

ホストクラブ従業員が、未払いの飲食代の返済名目で現金を脅し取ろうとした疑いで逮捕され、警察は組織的な犯行の可能性も視野に入れて捜査を進めています。

これらの逮捕は、新法で禁止された「客に注文や料金の支払等をさせる目的での威迫」に直接関連しており 、法執行機関が客を搾取的な債権回収から保護することを最優先していることがうかがえます。   

■変わる広告、変わるビジネスモデル
改正法の大きな柱の一つが、ホストクラブやキャバクラの広告規制です。

警察庁から出された指針により、以下のような表現が禁止されました :   

・「年間売上〇億円突破」「指名数No.1」といった営業成績の直接的な誇示
・「総支配人」「覇者」といった上位を推認させる表現
・「売上バトル」「カネ」といった従業員間の競争を強調する表現
・「○○に溺れろ」「貢げ」といった過度にあおる表現

この規制は、店頭看板だけでなく、SNSや宣伝車両にも適用されます 。実際に、歌舞伎町などの繁華街では、これらの規制に準拠するため、かつて売上高やランキングを表示していた屋外看板の一部が黒く塗りつぶされるといった目に見える変化が起きています。   
これは単なる広告表現の変更にとどまらず、業界のビジネスモデルに根本的な転換を迫るものです。

■その他の法執行と業界への影響
この期間には、他にも以下のような動きがありました。

・無許可営業の取り締まり: 札幌市では8月2日に、パブクラブを無許可で営業し、他人への名義貸しを行った疑いで男女2名が逮捕されました 。無許可営業に対する罰則は大幅に強化されており、法人には最大3億円の罰金が科される可能性があります。   
・スカウトグループによる脅迫: 東京では7月31日に、風俗店から関係を絶つと言われて脅迫したとして、スカウトグループのメンバーと見られる2名が逮捕されました。改正法では、性風俗店による「スカウトバック」(求職者紹介料)も禁止されており、悪質な斡旋行為への監視が強まっています。
・公務員の懲戒処分: 奈良県では7月31日、出張先のホテルで風俗店の女性を盗撮したとして、消防職員が停職処分を受けました。これは個人の不祥事ですが、風俗営業に関連する個人の行動に対する社会全体の目が厳しくなっていることを示しています。   

■今後の夜の街はどうなる?
今回の改正風営法は、「六重の網」とも評される多角的なアプローチで、悪質な営業を封じ込めようとしています。   

・「色恋営業」の禁止(行政処分)
・「売掛金」回収を口実とした売春強要の罰則化(刑事罰)
・「スカウトバック」の全面禁止(罰則)
・無許可営業に対する罰金の大幅引き上げ(法人最大3億円)
・行政処分逃れを許さない欠格事由の拡大
・広告規制の強化

これらの規制により、事業者は料金設定、顧客対応、債権回収、広告など、あらゆる側面で厳格なコンプライアンスが求められます。従業員への包括的な研修や、法律専門家との連携も不可欠となるでしょう。   

「売上競争」から「顧客満足・安全重視」へと大きく舵を切らざるを得ない状況です 。
 

2025年7月22日~29日のAI主要動向

2025年7月22日から29日までのAI分野は、技術革新、ガバナンスの複雑さ、そしてAIが産業や日常生活に浸透する範囲を鮮やかに示しました。

この1週間は、画期的な製品発表から重要な政策転換、深遠な科学的発見に至るまで、AIの現在の軌跡を示す説得力のある情報を提供しています。

次世代の発表:新しいAI製品とモデル
今週は、AIのアクセシビリティと機能の限界を押し広げる重要な製品発表とモデル更新が相次ぎました。

・Google Opal:自然言語のプロンプトだけでミニWebアプリケーションの構築、編集、共有を可能にするAIコーディングツールを発表し、テクノロジー開発の民主化を推進します 。

・OpenAI GPT-5:内部テストで「Reasoning Alpha」機能が確認され、モデルの論理的推論能力と問題解決能力の向上に焦点が当てられていることが示唆されました 。

・Microsoft Windows 11 AI:Copilot VisionをWindows 11に統合し、AI機能を日常のコンピューティング体験にシームレスに組み込む戦略を示しました 。

・Adobe Firefly:AI動画生成ツールに効果音を追加するベータ版機能を発表し、マルチモーダル生成AIの成熟を示しました 。

・AI搭載ウェブブラウザの登場:OpenAIとPerplexity AIがAI搭載ウェブブラウザをリリース予定であり、ユーザーのインターネットとの対話方法を再定義する可能性があります 。

・Pinwheel Watch:子供向けのAI搭載スマートウォッチが発売され、AIのニッチ市場への浸透と同時に、データプライバシーや倫理的懸念が浮上しています 。

AIの活用:産業の変革と生産性の向上
AIは、企業にとってビジネス変革の根本的な推進力となっています。組織の78%が少なくとも1つのビジネス機能でAIを使用しており、世界のAI市場は2032年までに1兆7700億ドルに急増すると予測されています 。

AIは、コンテンツ作成、生産性向上、顧客サービス、データ分析、販売、開発など、様々なビジネス領域を変革しています 。しかし、非営利研究グループMETRの研究では、AIコーディングツールが経験豊富な開発者の生産性を19%低下させたことが明らかになり、AIの影響がすべてのユーザーに一様ではないことが示されました 。

中東のカタールでは、ビジネスリーダーが生成AI(GenAI)の導入を急速に加速させており、CEOの90%が過去1年間にGenAIを導入しています。これは、経済の多様化に向けた国家ビジョンと合致しています 。

限界への挑戦:AI研究におけるブレークスルー
AIの基礎研究も目覚ましい進歩を遂げています。

・言語理解のブレークスルー:ニューラルネットワークが言語理解において突然の「相転移」を経験し、単語の意味を理解することに焦点を移すことが発見されました 。

・量子コンピューティングの進展:フォールトトレラント量子コードの解読、指数関数的な高速化、効率的な「マジックステート」の作成、効率的なキュービット増幅器の構築など、複数の画期的な進展が見られました 。

・新ハードウェアとセンシング:超薄型ガラス繊維を介した光速AI計算の実現や、熱、痛み、圧力を感じることができる柔軟な「ロボットの皮膚」の開発が進んでいます 。

・気候変動対策への貢献:AIがセメントの炭素排出量を劇的に削減する方法を発見し、持続可能性の課題解決におけるAIの役割を示しました 。

AIと人間の幸福:ヘルスケアの革新と倫理的ジレンマ
AIはヘルスケア分野で重要な役割を果たしていますが、倫理的な課題も抱えています。

・早期健康状態検出:Apple WatchとiPhoneの行動データを用いたAIモデルが92%の精度で妊娠を検知できるほか、音声解析AI技術が日常会話から認知機能低下を予測できることが示されました 。

・自律手術の進展:AI訓練されたロボットによる完全自律胆嚢摘出手術が成功し、医療AIにおける記念碑的な飛躍となりました 。

・医療AIの倫理的欠陥:ChatGPTのような高度なAIモデルでさえ、倫理的な医療上の意思決定に直面した際に根本的なエラーを犯すことが明らかになり、人間の監督の必要性が強調されています 。

・公共サービスへの統合:NHSは、患者ケアと労働力生産性を向上させるためにAIを活用する戦略的なデジタル&データブループリントを共同で作成するイニシアチブを進めています 。

未来をナビゲートする:AI政策と規制の流動的な状況
AI政策と規制の状況は流動的です。

・トランプ政権のAI行動計画:2025年7月23日、トランプ政権は「AI行動計画」を発表し、規制緩和、国内AIインフラの構築、米国製AIシステムの世界的普及を促進する方針を示しました 。これには、バイデン前大統領のAI関連大統領令の撤回や、「ウォークAI」の防止などが含まれます 。

・州のAI規制の動向:連邦議会が州のAI規制に対するモラトリアムを課すことに失敗したため、各州は独自のAI法を積極的に制定しています 。

 - テキサス州責任ある人工知能ガバナンス法(TRAIGA):2026年1月1日施行。人間の行動操作、政府によるソーシャルスコアリング、同意なしの生体認証データ利用、不法な差別などを禁止し、消費者への開示義務や規制サンドボックスを設けています 。

 - コロラド州の包括的AI法:2026年2月1日施行 。

 - ユタ州のHB 452:メンタルヘルスチャットボットによるユーザー情報共有や広告を禁止 。

 - カリフォルニア州の医師意思決定法:AIツールによる利用決定に人間の監督を義務付け 。

 - その他、メリーランド州、オレゴン州、イリノイ州、カリフォルニア州でも特定のAI規制が制定されています 。

コードを超えて:社会的影響と戦略的投資
AIの普及が進むにつれて、より広範な社会的影響と戦略的投資が注目されています。

・グローバルなAI競争の再考:AI競争の成功は、最も高度なモデルの開発だけでなく、発明と広範な社会への普及との間のギャップを埋めることにかかっていると指摘されています 。

・「AI for Good」の取り組み:国連の「AI for Good Global Summit」は、AIを通じて地球規模の課題を解決するための主要なプラットフォームとして機能し、倫理的ガバナンスと協力を強調しました 。

・青少年ユーザーの保護:7歳から14歳の子供たちをAI関連の搾取、操作、現実世界のスキルの侵食から保護するために、ガードレールと教育の必要性が強く訴えられました 。

・産業AIの推進:TechUKの「産業AIスプリントキャンペーン」は、先進製造業、エネルギー、防衛、ライフサイエンス分野でAIがどのようにイノベーションを推進しているかを探っています 。

・大規模なインフラ投資:ペンシルベニア州での900億ドルのエネルギーおよびデータセンター投資や、米国におけるAIインフラ拡大のための約5000億ドルの「Stargate」設立が発表され、AIの優位性を支える基盤となるインフラへの大規模な投資が進行しています 。

結論:今週のAIが示す軌跡
今週のAI分野の動向は、その進化の加速、多様な応用、そして複雑なガバナンスの必要性を明確に示しています。イノベーションの加速と多様化、AI導入の二面性、断片的だが活発な規制状況、AIの社会的到達範囲の拡大と倫理的要請、そして国家戦略的要請とインフラ競争が、AIの未来を形作る主要なトレンドです。AIはもはや未来の概念ではなく、テクノロジー、ビジネス、政策、社会を急速に再構築している現在の現実です。

 

パーソナルカラーを知って自分の魅力を最大限に引き出そう!【イエベ・ブルベ編】

“パーソナルカラー”
最近ではSNSなどでもよく見かけるこのワード。
私なりに調べてみましたので解説していきたいと思います!


【パーソナルカラーとは?】
その人の肌・髪・唇・瞳の色など生まれ持った個人の色と調和する、似合う色のこと。
自分に似合う色を身につけたり顔周りに置くことで顔色が明るく見えたり、肌艶がよく見えるなどの効果があり
自分をより魅力的に見せたり、より良い印象を与えるには欠かせないものとなります。

【イエベ・ブルベとは?】
パーソナルカラーでは基本的に「イエローベース(イエベ)」と「ブルーベース(ブルベ)」に分類します。
自分の肌色がイエベとブルベのどちらに該当するのかを知ることで、自分に似合う色を見つけます。

【イエベ・ブルベをセルフチェックするには?】
イエベ・ブルベの特徴を見てセルフチェックしてみましょう!
肌色や血管の色を確認するときは手首の内側を見ながらするとわかりやすいです。

イエローベース(イエベ)
肌色:黄味(イエロー)がかった色白または健康的な肌色。ツヤや血色のある肌色。
瞳の色:ブラウンやゴールド系統。
髪色:ブラックに近いダークブラウンでマット・ライトブラウン寄りの髪色で艶やか。
血管の色:緑色に見える。
日焼けすると:小麦肌になる。

ブルーベース(ブルベ)
肌:青み(ブルー)がかったピンクやローズ色の肌で透明感がある。
瞳の色:グレーやブルー系統。
髪色:ソフトなブラックでマット・ブラックで艶がある。
血管の色:青く見える。
日焼けすると:赤くなる。

他にもゴールドとシルバーのアクセサリーでチェックすることができます!
肌の上(手首の内側がオススメ)にゴールドとシルバーのアクセサリーを置きます。

ゴールドのアクセサリーが肌に馴染むのは「イエベ」
黄味(イエロー)や血色のある肌に華やかなゴールドのアクセサリーをつけると肌が艶やかに見えます。

シルバーのアクセサリーが肌に馴染むのは「ブルベ」
青みがかった肌にシルバーのアクセサリーをつけると肌の透明感が引き立ちます。


あなたはどちらに多く当てはまりましたか?
多く当てはまった方が自分のパーソナルカラーに近いものとなります。

イエベは温かみのある印象、ブルベはクールな印象を与えます。
イエベの人はイエローベースの色、ブルベの人はブルーベースの色と調和しやすいと言われています。

具体的に、イエベの人に似合うとされている色は
オレンジ、イエロー、ブラウン、ゴールド、ベージュなどの黄みを含んだ暖色。

ブルベの人に似合うとされている色は
ブルー、青みピンク、パープル、シルバー、グレーなどの青みを含んだ色や寒色。

逆にイエベの肌が苦手とする色は、青みがかった色やくすみカラー、ビビットカラーなど。
ブルベの肌が苦手とする色は、黄みがかった色や暖色系、原色など。

パーソナルカラーに合わない色を身につけたとき、肌の艶や透明感を損ない、顔色がくすんで見えたりする場合があります。

どうせ選ぶなら、自分に似合うもの・魅力が引き立つものを選びたいと思う人は多いはずです。
アクセサリーひとつとっても肌への馴染み方が変わってくるので、ぜひ明日からでも少し意識して身につけるものを選んでみてください!

自分の肌を「イエベ」「ブルベ」のいずれかに分類できたら、
そこからさらに「イエベ春」「ブルベ夏」「イエベ秋」「ブルベ冬」の4つに分類してより詳しく自分に合う色を知ることができます。

長くなってしまいそうなので・・・
より詳しく自分に似合う色が知れる「イエベ春」「ブルベ夏」「イエベ秋」「ブルベ冬」の詳細については、また次回解説していこうと思います!

風俗店で働くキャストにとって見た目の雰囲気は重要視されるもの。
パーソナルカラーを知ることでキャストへのアドバイスにもご活用いただけると思います!

AIツールと奮闘記(だいたい実話) その一

働くだけの毎日で遊びや個人の自由に振れる時間が大幅減少した結果、「何をやっても楽しくない」「休みの日も仕事が気になって楽しめない」負のループに陥ったことに最近気付いた入眠用記事担当です。
既にビョーキだと思うんですが、これ労災おりませんかね?おりませんよね。

密かに続けていた(というか途中で無理矢理こじつけた)3文字略語シリーズが一旦ネタ尽きたので、苦し紛れに書いてます。

今回のお題は「AI」。
何周遅れの何番煎じだよって?まあ寝る為の記事なんで気にしないでください。

さて、3年前ぐらいの最初の「AI凄い」ブームでチャット形式のUIが登場した頃に実は早速飛びついてみた入眠用記事担当ですが、その頃は結構厳しめな文字数制限のため「AIに仕事で使うコードを書いてもらう」という用途はあえなく断念し、細々と今まで通り自力でコードを書いていました(APIなども試してごちゃごちゃやっていましたが、もう環境構築に時間取られるより自分で書いた方がいいや、とか考える前に色々仕事自体の納期も迫っていたので...)。
しかしあれから数年後...
相変わらず皆さんAIにはご執心な模様で、一部技術系界隈では盛り上がりが続いていました。
「最早AIを使わないプログラミングなど考えられない!」
「人間が気付かないところまで細やかに指摘してくれるAIは超有能!」
「もう話し相手もAIでいい!」 => (え・・・( ◜ω◝ )???)

な、なんですと?
そんなに凄くなっとるの?
世間の煽りにまたしても乗せられ、これは再チャレンジするしかないか...と、妙な焦りも感じ始めた私。

とは言え、そもそもプログラミングには普通のモデルじゃなくて「それ専用」にチューニングされているものがあったはず...。
でもアレ確か有料だったよな(ついでに名前ド忘れした)...。
少しでも試してからでないと不安だわ...。

ということでまずは以前登録していたアカウントで某GPT先生を頼ってみることに。
既に大まかな部分は自力で作っていたプログラムの難関部分を"爆速"で仕上げてもらうべく、
(ある程度問題の箇所は特定出来ているから、後は"少々手直ししていくところ"ぐらいなら手伝わせても問題ないはず、という判断もあって)
当然社外秘な所やシステム特有の部分はリダクトしプロンプトの書き方(これ意外と時間食うけど)も調べて、いざ投入。
実際にはプロンプトも返答も結構長文なのですが、概ね以下の様なやりとりが始まりました:

[▣🝙▣]: ご要望通りxxxを修正しました(実際は長文+絵文字で逐一解説入り)。
( ◜ω◝ ): おや...いきなりコード全体の書き方が大幅に変わってしもうたぞ...てかこんな処理いらんし...。

どうやら「コードのスタイルは維持したまま」と一々伝える必要がある模様。

( ◜ω◝ ): すみません、提供したコードのスタイルは維持したままで、このプログラムのxxxの箇所を、⚪︎⚪︎⚪︎の出力結果となる様に修正・調整してください。
[▣🝙▣]: 提供された仕様に沿って、xxxの箇所を修正しました。 => なんか"それっぽい"コードが出て来た

( ◜ω◝ ): お、意外と行けるんやない?

しかし当然このままテスト環境にdeployするわけには行かないので、一応チェック...(私も「AIが書いたコードだから間違いありません!動かなくても修正出来ません!」で済むなら済ませたいもんです...)。

( ◜ω◝ ): む...やはり誤り発見。てか何?この1行...。
( ◜ω◝ ): この1行があると⚪︎⚪︎⚪︎の結果がxxxになってしまうと思われるのですが、何故この1行を追加したのでしょうか?
[▣🝙▣]: 失礼しました。仕様の「xxxの箇所を、⚪︎⚪︎⚪︎の出力結果となる様に」というところを、xxxの可能性を考慮していないコードになっていました。修正しました。

( ◜ω◝ ): なるほど、伝え方が悪かったんやな。じゃあ次はもっと細かく仕様書かんとな。

そう内省しつつ修正されたコードをチェックすると...

( ◜ω◝ ): ん?「修正しました」ってどこを???問題の箇所もさっきと同じ1行にしか見えんのやけど...。
( ◜ω◝ ): ...変数名がtblからtbに1文字変わっとるが...まさかこれのことじゃあるまいな?
( ◜ω◝ ): すみません、このコードだとxxxの処理を行う箇所が先程と変わっていない為、恐らく出力結果も変わらないと思うのですが...。
[▣🝙▣]: 失礼しました。修正しました(さっきと同様の長文+絵文字を使った解説付き)。

( ◜ω◝ ): お、コードがちょいと変わったぞ。どれどれ...。
( ◜ω◝ ): これ、わしが最初に書いた「手直しが必要な部分」とおんなじやん...。
( ◜ω◝; ): ...なんでやねん念...。

to be continued...
(え?続くの?...)

BACK TO TOP